サードオニクス | 赤縞瑪瑙(あかしまめのう、Sardonyx)は赤色と他の色(主に白)とが交互に縞目を表した瑪瑙の一種。この鉱物の赤色の部分をカーネリアンと言い、酸化鉄が潜晶質の組織の間に沈殿して赤色になったものです。 古くには旧約聖書に記述があり、夫婦の幸福、結婚運、愛を象徴し、温かな家族に囲まれながらも個性的な生き方が出来、夫婦和合をもたらす力があります。また黄疸の治療に用いられたとされ、他には脾臓、膵臓の不調を改善する力があります。 *誕生石:8月 |
サファイア | 青玉(せいぎょく、Sapphire)はルビーと同じくコランダム(鋼玉)という鉱物の宝石名称の一つ。サファイアは青紫色のものが最も知られているが、「パパラチア(蓮の花のつぼみの色の意)」と呼ばれる独特の色目(オレンジ・ピンク)を持ったサファイアが、現段階ではサファイアの王様として君臨しています。ルビーと同じくルチル(金紅石)を含むことで六条のスター効果が期待できるものは、表面に丸みを与えるカボションカットを施すことでスターサファイアとなり、大変珍重されます。中には六条ではなく四条(一般的にクロスと呼ばれスターとは区別される場合がある)の光を生ずるものは、極めて希少価値が高く、奇跡とも言われます。 霊魂を鎮めて憎悪の感情を和らげ、持ち主を邪悪なものから守る力があると言われてます。また、眼病やできものを治す力があるとされ、他には発熱を抑えて過度の出血を防ぐ働きがあります。 *誕生石:9月 |
サンストーン | 日長石(にっちょうせき、Sunstone)は紅色の長石の一種。オリゴクレースやアルバイト中に、ヘメタイトやゲーサイトなどの薄片を混じえて産出します。ムーンストーンとは対照でサンストーンの名前となり、光輝ある銅色を示すところからヘリオライト「太陽石」とも称されます。 古代ギリシャではこの鉱物を太陽の神と象徴しておりました。隠れた力を引き出して心身に受けた傷を癒す効果があり、敏感で豊かな想像力に恵まれ、あらゆる行動の勝利者になるよう導く力があります。また、リウマチの治療に用いられ、脊柱の不調を改善する力があります。 *別名:アベンチュリン・フェルドスパー、ヘリオライト「太陽石」 |
ジェット | 黒玉(こくぎょく、Jet)は樹木の水中で長い年月を経て化石化したもの。丸太などの漂流する植物質でできた海成層で成長し、その後水を吸い込んで浮力を失い、海の泥へ沈んだと考えられています。琥珀と同じく摩擦すると帯電することから、黒琥珀とも呼ばれます。 争いや怒り、困惑などの束縛から苦しむことなく開放されるようになり、心の中の混乱を鎮める力があると言われています。また、てんかんの治療薬として用いたとされ、他には腰痛や頭痛を改善する力があります。 *別名:黒琥珀 |
シトリン | 黄水晶(きすいしょう、Citrine)は石英の、色の濃淡にかかわらず黄色の水晶を言います。シトリンの天然の色は少なく、一般的に出回っているのはアメジストやクリスタルを加工したものが多いです。昔から、商売繁栄と富をもたらす「幸運の石」として、人々に珍重されてきました。 潜在能力を引き出し、心身のバランスをとって、暖かいエネルギーで包み込む力があと言われています。神経をリラックスさせて、ストレスから解放する効果もあるとも言われます。また、視神経を活性化してその働きを高め、胸腺の不調を改善する力があります。 *誕生石:11月 |
ジャスパー | 碧球(へきぎょく、Jasper)は石英の、不純な潜晶質で、不透明なものを言います。アゲート「瑪瑙」、カルセドニー「玉随」と同種で、ジャスパーはこれらより不純物が20%以上混入しいているため、不透明になったものです。混入された成分によって、赤色、暗緑、暗青、暗緑褐色、縞模様と様々。 赤色のものは判断を正しい方向に導く力があるとされ、青色を含んだものは未来とのつながりが意識でき、黄色がかったものは、船での冒険や旅行を安全なものにする力があるとされてきました。また、聴力や嗅覚の回復を促す力があり、肝臓や胆のう、脾臓の働きを高める効果があると言われます。 |
スギライト | 杉石(すぎいし、Sugilite)はマンガン鉱の一種で、黒色のブラウン・マンガン鉱床中に細かい粒上の褐色のエリジンと共に層状で産出します。。新鉱物として国際鉱物学連合に申請した岩石学者である村上充英氏の師、杉健一氏の名前にちなんで命名されました。 心身の各組織を浄化、活性化する働きがあり、またその強い心霊的な力で普遍的な真理を追究するための力をもたらしてくれます。また、細胞の再生を促して心臓を強化する力があり、頭痛の治療にも用いられたと言われます。 |
スモーキー・クォーツ | 煙水晶(けむりすいしょう、Smoky quartz)は石英の、色が煙色や茶色で透明なものを言います。透明度が高くて美しいものはとても貴重です。天然の放射能の影響により、加えてアルミニウム・イオンにより茶色に発色し、その色より濃色のものはケアンゴームの別名で呼ばれることもあります。後から放射線処理を施すことで煙水晶を作ることができますが、それらは不透明なものができあがります。市場に出回っているのは、不透明の煙水晶です。 古くから悪霊を追い払うお守り石として崇拝され、古代ローマ時代にはカメオやインタリオなどの彫刻を施した印章などにして使用されていました。恐怖心や不安感、焦燥感などから解放し、リラックスさせる効果があります。力強さと忍耐力を養います。また、不眠症の治療に用いられ、手足の不調を改善する働きがあります。 |
セレスタイト | 天青石(てんせいせき、Celestite)は硫酸ストロンシウムを主成分とする鉱物を言います。色は無色、白色、灰色、帯緑色、帯黄色、帯橙色、帯赤色などがありますが、一般的には淡青色が多いです。名称はその色が天青色を示すことから、ラテン語で天の意味のCelestiteに由来します。 清浄、博愛、魂の浄化を表す鉱物とされています。ストレスを軽減して心に不安と安定をもたらし、あらゆるもののバランスを調整する力があります。また、消化器官にかかわる病気の治療に用いられ、目や耳などの不調を改善する力があります。 |