ガーネット | 柘榴石(ざくろいし、Garnet)は珪酸塩鉱物の一種。宝石としてはガーネットと呼ばれます。珪酸塩鉱物の類質同像のグループ名称で、鉱物学的には14種類の鉱物に分けられます。 古くはカルブルクルス「燃える石炭」と呼ばれ、身を守り、優れた治療薬として用いられた最も古い宝石だと言われます。ノアの箱舟伝説では、ガーネットを明かり代わりに吊り上げたと言われています。持つ人に変わらぬ愛情が保障され、遠距離恋愛を成就させたり、貞節を守る力があります。また血液の循環を良くして心臓病の治療に用いられ、体内の毒素を排除する力があります。 *誕生石:1月 |
カーネリアン | 紅玉髄(べにぎょくずい、Carnelian)は縞目のない無知の赤色のアゲート「瑪瑙」と言います。この鉱物中に微量に含まれる鉄分の影響で、赤色や赤橙色、帯褐赤色などとなります。通常、算出する時には色が濃く、加熱すると鉄分が酸化されて濃い色になります。 力強さと勇気を与え、真実を見分けて自分自身の力を十分に発揮することができ、与えられた仕事も成功に導く力があります。また、出血を止める効果があるとされ、神経痛や肝臓の病気の治療にも用いられます。 |
カヤナイト | 藍晶石(らんしょうせき、Kyanite)は珪酸アルミニウム鉱物の一種。他の鉱物同様にカヤナイトも様々な色が存在しますが、藍青色が一般的で結晶として産出されます。 従順、適応、清浄を表す鉱物とされます。直感力、洞察力を高めて霊性を養い、創造力、表現力を豊かに保ちます。また、脳下垂体、甲状腺、生殖腺などの内分泌作用を高め、身体の発育、新陳代謝を活発にする力があります。 |
カルサイト | 方解石(ほうかいせき、Calcite)は脈石鉱物の一種。炭酸カルシウムが主成分となっており、石灰岩の形成成分のほとんどを占めています。石灰岩や大理石は、この結晶の粒状集合体です。 古代ギリシャやローマでは、この鉱物の粒状集合体の「大理石」マーブルを彫刻品や建築材として用い、中国やチベットでは、この鉱物を粉にして治療薬として使用されたと言われています。繁栄、成功、希望を表すとされ、不安やいらつきを抑えて心身のバランスを保ち、活力を高める力があるとされています。また、体内の老廃物を排除して体液を清浄に保ち、カルシウム分の消化作用を助ける働きがあります。 |
カルセドニー | 玉髄(ぎょくずい、Chalcedony)は石英の非常に細かい結晶が網目状に集まり、緻密に固まった鉱物の一種。このカルセドニーの中でも、縞模様があったり、インクルージョンが含まれたり、美しい色のものはアゲート「瑪瑙」と呼ばれています。また、これらのうち赤色のものはカーネリアン、緑色のものはクリソプレーズ、不純物をかなりの量含んでいて不透明なものはジャスパー、碧玉のうち斑点状に赤色が混じっているものはブラッドストーンと呼ばれます。 精神を安定させてリラックスした状態へと導く力があるとされ、隣人愛とも言うべき優しさに満ちた態度で接することができるよう導く力があると言われています。また、精神障害の治療に用いられ、体内に不十分な栄養を行き渡らせる働きがあります。 |
クリスタル | 水晶(すいしょう、Crystal)は石英の無色透明なものを言います(不透明なものはクォーツと言います)。水晶は昔から世界各地で採掘されてきた歴史があり、現代人の生活にもなじみの深い鉱物です。古くは氷の化石化したものと信じられ、「水精」と呼ばれ、それが語源だとされています。 潜在能力を引き出してやる気や決断力を高め、創造力や洞察力。霊的能力、超能力などをパワーアップする力があります。世界各地で祈祷や宗教的儀式の道具として珍重されました。また、細胞の再生を促して新陳代謝を活発にし、殺菌および解毒作用があると言われます。 |
クリソプレーズ | 玉髄(ぎょくずい、Chrysoprase)は淡緑色や黄緑色のカルセドニーを言います。翡翠によく似ているため、オーストラリアン・ジェードとも呼ばれます。また、緑色に人工着色したカルセドニーのことをクリソフレーズと言い、日本では単にクリソンと称します。 怒りの感情を抑えて極度の緊張を和らげ、希望を持たせて隠れた才能や能力を引き出す力があります。また、痛風やてんかんを防ぐ力があるとされ、体内の毒素や老廃物を排除して肝臓の働きを高める効果もあると言われます。 |
グリーンアベンチュリン | 砂金石(さきんせき、Green Aventurine)は本来石英であり、現在では産出量が少ないので、フックサイト「クロム雲母」の微小結晶によって緑色となったグリーン・アベンチュリン・クォーツを指します。翡翠に似ているため、インド翡翠とも呼ばれます。 洞察力を高め、精神面のバランスを保って感情を安定させ、情緒を豊かにする効果があります。腎機能を高める力があり、体中の老廃物を排除し、水分などの量を正常に保つ働きがあります。 |
コーラル | 珊瑚(さんご、Coral)は南海の底に育つサンゴ虫の軸骨で、樹枝状の骨格。貴重サンゴは、アカサンゴ(赤色)、シロサンゴ(白色)、ベニサンゴ(紅色)に分類されますが、安価なもので市場に出ているものは着色したものです。 イライラして混乱してしまった感情を鎮め、慈愛に満ちた心に導く力があります。また、不妊予防に効果的とされ、解熱作用や発狂を抑える力があると言われます。 |
ゴールド | 金(きん、Gold)は人類が最初に用いた金属と思われ、7千年前のエジプトの石器時代には既に用いられ、その後も金属の王としてあらゆる民族に珍重されてきました。金には山金と砂金があり、山金は鉱山から自然金として産出され、大半は銀分などを含んでおり、金の純度は低くなります。砂金は、川床や海岸の砂中から発見されるので、漂流中に銀分が溶解し、純度が高くなります。古代七金属の一つで、その輝きと純正さは鉱物中の最高位を占めます。名誉や富、幸福をもたらす宝物としたり、治療薬として様々な病気の際に用いられたりしました。 心身のバランスを保ち、優れた浄化力であらゆるものを純粋にすることができます。また、血液の循環を良くして神経系統を強化し、肉体すべての調整に関する症状を改善するのに用いられます。 |